Learning 4.0 学習者の学ぶ力を開発する

学習者の学ぶ力を開発するLearning4.0とは?

先日のATD2017の国際会議にて共有された Learning4.0 について。

【学びの進化の歴史】
  Learning1.0:模倣・試行錯誤
Learning2.0:社会や学校で学ぶ
  Learning3.0:自分の学ぶ肩を構築する
Learning4.0:学習のための様々な枠組みを知っており、学び方を柔軟にアップグレードできる。

ツールやテクノロジーに支配されるのではなく、いかに賢く学ぶかを考えることが重要になってきます。


では、Learning4.0になるためにどのようなことが必要なのでしょうか。
その10の資質について。

1.Imaginative
  自分の将来のあらゆる地点をイメージできる

2.Whole Self
     自身に起こっていることを説明できる(考え、感情、ストレス、身体)

3.Self transforming
     学ぶこと、変わることにオープンである
 (新しいチャレンジを受け入れる、自分のアプローチや意見に疑問を持つ)

4.DeepLearning
     経験したことについて、より深く学んで要点を考える

5.Anywhere/Anytime
     生活の様々な場面を学びの機会としてとらえている

6.Smart information
     情報を賢くキャッチして使うことができる(鵜呑みにせずに出所など調べて判断する)

7.Resource Versatile
     自分の学び方や学ぶ場所、学ぶためのリソースをしっていて選択することができる

8.Change Agency
     行動を変えたい、違うやり方を試したいと思ったら、自分自身も周囲にも働きかけて実際に変えていける

9.Co-evolving with tech
      人生に良い影響を与えそうな新しいTECHや手法を正しい価値判断に基づいて受け入れる準備ができている

10.Shared Learning
  自分が主体者となって、他者の学びやイノベーションに影響を与えられる

参考:Jim Smith(Author,Trainer,Speaker)